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初心を思い出させてくれたエッセー
日本に来て以来研究を重ねてきた生け花。いつしかマンネリを感じ始めていたときに、哲学者・西谷啓治のエッセーに出会い、 初めてこの芸術に接したころのことを思い出した。
at a dead end in my work
仕事で行き詰まって
art form
芸術形式(生け花のこと)
stale
気の抜けた
routine
ありきたりのこと
doldrums
スランプ
exhibition
展示会
Whatever it was
それが何であっても
"On Ikebana"
「随想1 風のこころ(西谷啓治著作集20)」 (創文社刊)参照
Keiji Nishitani
西谷啓治。石川県生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。昭和7年より同大学で教べんをとる。禅をはじめとする東洋思想や修行法を手がかりに「ニヒリズムを通してのニヒリズムの超克」という課題に取り組んだ
philosophers
哲学者
Kyoto school
京都学派。西田幾多郎に始まる哲学の一派
Kitaro Nishida
西田幾多郎(1870-1945)。代表的な著作に「善の研究」がある
Buddhist thought
仏教思想
response
意見
grasp
理解する
straightforward
単純明快な
architecture
建築
reverse culture shock
逆カルチャーショック
It struck him that 〜
〜だということに彼は気付いた
religious backgrounds
宗教的な背景
resisting the passage of time
時間の経過に抵抗すること
materials
素材
marble
大理石
oil paint on canvas
キャンバスに塗った油絵の具
immortal
不滅の
timeless
永遠の
statues
彫像
approach
手法
embraces
受け入れる
in the process of change itself
そのもの自体が変化する過程の中で
in nature
自然の中では
wither
しおれる
containers
花器
formal rules
きっちり決められた規則
world of human art and culture
人間の手によって作られた芸術や文化の世界
gives us a brief glimpse of eternity
永遠というものを垣間見せてくれる
insights
洞察
relived 〜
〜をまざまざと思い出した
mysterious encounters
(生け花との) 不思議な出会い