郷土色を大切に守る

沖縄県の竹富島を訪れたラズロさん。初めて体験する水牛車の御者を つとめていたのは、大阪出身の女性でした。彼女は水牛車につきもの の沖縄の歌も上手、観光案内も冗談を交えた楽しいものなのですが、 何となく違和感を覚えてしまいます。なぜなら、その状況が、竹富島 ならではの味わいを欠くことに気付いたからでした。

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Taketomi 竹富島（沖縄本島の南西400キロを超える位置にある、直径2キロほどの小さい島）	has preserved 〜 〜を保ってきた
historical appearance 歴史的な景観	red-tiled roofs 赤い瓦屋根
dot the landscape 風景のあちこちに点在する	coral サンゴ
Water buffalo-drawn wagons 水牛車	a half a dozen people or so 6人ほど
are skillfully guided 巧みに操られる	coachmen 御者
sanshin 三線（沖縄三味線）	tidbits of information ちょっとした情報
points of note 名所	along the route 道沿いの
as a rule たいてい	having lined up for 〜 〜のために並んでいて
no less なんと	had a handle on 〜 〜を理解していた
Not only did she have the music part down 三線を弾いて歌うのもやってのけたばかりか	banter ギャグ
very pronounced Osakan lilt はっきりした大阪なまり	something didn't feel quite right 何か割り切れなかった
logical me 私の論理的な部分	be applauded for 〜 〜で喝さいを受ける
extraordinary 並外れた	on par with 〜 〜並みに
tourist destinations 観光地	Gondoliers ゴンドラの船頭
vehicles 乗り物	navigating the route 舵を取る
intersections 水路の交差点	local dialect 土地の言葉
realm 職域	exceptions 例外
determined 固い決意の	candidates 志願者
among other things とりわけ	prowess 職人技
propel こぐ	oar オール
narrow and twisting canals 狭く曲がりくねった運河	（I don't suppose I'd）even notice 気付きもしないだろう
if he or she looked the part その人がいかにもそれらしく見えれば	at the helm 舵を取って