週刊STオンライン読者の皆さま、新年あけましておめでとうございます。
今年の年賀状は、ネズミさんが宝物をたくさん乗せた宝船でやってくる、という絵柄を選んだ、欲深いライター、ちょびつき筆者です。2008年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、皆さんは、どんなお正月をお過ごしですか?お正月らしく、おもちなんかをたくさん召し上がっているのでしょうか? 実は、私はもっとも苦手な食べ物である、うどんの味をほうふつとさせるということで、幼少のころから、おもちもあまり好きになれませんでした。
そんな中、自ら好んで食べるのは、青のりがたっぷり入った、つきたてのおもちをなまこ型に形成した「のりなまこもち(のりかきもち)」か、黒豆がたっぷり入ったおもちを、なまこ型に形成した「豆なまこもち(豆かきもち)」の2種類だけで、これをお店で探すのは、毎回ひと苦労です。
「お正月に、お雑煮を食べないなんて!」とか「お正月はやっぱり白いおもちだよ。」などと、家族や親戚から白い目で見られながら、ひとり寂しくのりかきもちを焼いて食べる、というのが、毎年の恒例となっております。もちろん、白いおもちに飽きて私のかきもちを狙っている弟には、ちょっぴりしか分けてあげないんですけどね…。ひひひ。
こうした強欲、食べ物の好き嫌い、弟にケチ、という欠点は、お正月ぐらいはあらためたい、と反省しているのですが、どうも毎年同じパターンにはまってしまいます(苦笑)。
そんなちょびつき筆者がみる初夢は、せいぜい、将来「いじわるばあさん」のマンガに自分が主人公で登場している、なんていう程度じゃないか、と思われるかもしれませんが、実は、実生活に役立つ初夢を見るトリックがあるので、ご紹介しましょう。
初夢といえば、その年最初に見る夢か、元日の夜または2日の夜に見る夢で(いろいろな説があるようです)、その1年の吉凶を占う大切な夢ですから、みんななるべくいい夢を見たいだろうし、特に意識していない方でも、いい夢を見たら、きっと何となく気分がいいのではないでしょうか?
もっとも、私は影響されやすい性格からか、プリンスのコンサートに行けば、その晩は、プリンスと親友になっていて、英語で会話している夢を見るし、横綱の朝青龍関が出ているニュースを見てベッドに入れば、一度も行ったことのない国技館にお相撲観戦に行く夢をみる、という単純極まりないメカニズムになっています。
でも、通常は、ここまでシンプルにことが運ぶことはありませんよね?そこで思い出した、いいトリックとは!
アマゾンドットコム(Amazon.com)のスピリチュアル部門で、年間売り上げトップ10にランク・インし、2001年度の"Best of 2001"にも選ばれた『直観力レッスン』(リン・A・ロビンソン著、英語のタイトルは"Divine Intuition - Your Guide to Creating a Life You Love")という本に書かれていたものです。
ハート出版さんから出ている翻訳本のpreface(はじめに)冒頭には、
「眠っているあいだに見る夢は、直観からの情報が湧き出る源です。私は、夢で導きの声を聞いているのですが、そのやり方はこうです。①まず夜寝る前に、いま抱えている問題や心配ごとについて簡潔に書き出します。②そのあと、心配ごとの内容をかいつまんで質問形式に書き換えてみます。③そして、自分が神だと感じている存在や力に対してこの質問をしているところを想像するのです。」
と書いてあります。
私であれば、
①今書いている小説の登場人物Zの職業が決まらない。
②登場人物Zは、この小説のキーパーソンなので、読者に興味を持ってもらえるような職業にしたい。名案があったら、教えてください。
③本の神様に②の質問をし、インスピレーションを与えられているところを想像する。
「いい初夢を見た試しがない!」と思っている方や、「今年は、いい初夢を見そこなった〜」とがっかりしている方は、ぜひ、この方法で、実生活にも役立つ面白い夢をご覧あれ!
つづく
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