印刷用に全て表示4月24日、欧州の科学者たちは、研究室での実験によって地球の核の温度は20年前に報告されたよりもはるかに高い可能性があることが示されたと述べた。鉄を主成分とする核の温度が上昇したわけではなく、むしろその温度を推定するために以前に用いられた技術に欠陥があったと、研究者らは『サイエンス』誌で述べた。より新しい技術は、欧州シンクロトン放射光施設の専門家らが、地球の中心近くの温度は摂氏6,000度だと測定することを可能にした。これは、ドイツの研究者らが1993年に行なった実験よりも約1,000℃高い。