「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alpha以降の全訳はこちら
「ST」は紙名を新たに「Alpha」として2018年6月29日より新創刊しました。 Alpha以降の全訳はこちら

記事全訳

2013年9月27日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

Seychelles forest frogs hear by using mouths(p. 6)

口を使って音を聞くカエルもいる

ほとんどのカエルは、頭の外側に鼓膜がある。この鼓膜は、入ってくる音波がそれにぶつかると振動し、この振動を内耳に送る。しかし、セーシェル共和国の熱帯雨林に生息するガーディナーズ・フロッグについてはこの限りではない。

研究者たちは、事前に録音した他のカエルが鳴いている音を再生することによって実験するまでは、この生き物(ガーディナーズ・フロッグのこと)は耳が聞こえないかもしれないと考えていた。彼らは、雄のガーディナーズ・フロッグが会話するかのように鳴き声を返すことを発見し、耳が聞こえることを証明した。最先端のX線画像により、このカエルの口がカエルが放つ音の周波数の拡声器の役割を果たしていることが示された。

Top News
Easy Reading
National News
World News
Science & Health
Essay

サイト内検索

2018年6月29日号    試読・購読   デジタル版
目からウロコの英文ライティング

読者の声投稿フォーム
バックナンバー