印刷用に全て表示6月16日、ロシアはウクライナに対する天然ガスの供給を停止した。数十億ドルに上る天然ガス代金の債務を一部支払うというウクライナの申し出をはねつけ、今後の供給については前払いを要求した。
この決定は、両国からの強烈な批判を招いたが、ロシアから欧州への天然ガスの重要な流れに即座に影響しない。ウクライナの国有ガス会社、ナフトガスの社長によると、ウクライナには12月まで持続するだけの蓄えがあるという。
しかし、この動きは欧州の長期的なエネルギー供給を混乱させる可能性があると、専門家らは述べた。