スマートフォンでメッセージが送れるアプリを運営するLINEは、東京証券取引所に株式新規公開を申請したと、この件に詳しい筋が7月15日に明らかにした。韓国のネイバーが東京に持つ子会社(LINEのこと)の時価総額は1兆円に到達すると見られ、年内にも上場する見通しだ。LINEのスマートフォンアプリは無料でメッセージとボイスコールがやりとりできるサービスを提供しており、7月8日時点で世界中で4億8000万人のユーザーを集めている。その会社のメイン事業であるLINEの売上は1月から3月の期間で146億円を超え、前年から3倍以上増加した。