印刷用に全て表示10月1日に発表された研究によると、高齢者の臭覚機能の低下は、その後わずか5年以内に死亡するという強力な予測因子だという。
簡単な嗅覚テストで結果の悪かった被験者の39%はこの期間中に死亡し、それに対し、臭覚機能の中程度の低下が見られた被験者は(死亡した割合が)19%、嗅覚が健康だった被験者はわずか10%だったと、『プロスワン』誌が報じた。研究者らによると、嗅覚機能の低下の危険性は「驚くほど強力」で、臭覚機能障害は心臓病やがんや肺病の診断よりも死亡率を予測するのに適していると述べた。