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2015年8月21日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
This week's OMG!

Wallet lost during World War II returned (p. 7)

戦時中に失くした財布、持ち主に返る

第二次世界大戦中、アメリカ人兵士が70年前にオーストリアで失くした財布が、亡くなった祖父の(農場にある)家でそれを発見した医師のおかげで、持ち主に返された。

ヨーゼフ・リュクホーファーさんは8月6日、ザルツブルグ市の近くにあるその家を改築していて、6月に木の板の下に革の財布を偶然見つけたと話した。軍の身分証明書で、その財布はテキサス出身のアメリカ人兵士、エリヒオ・ラモスさんのものだったことがわかった。その財布には「女性と子どもが写った家族写真と、古い切手」が入っていたと、リュクホーファーさんは話した。「今年で第二次世界大戦から70年の節目ということを考えると、持ち主を探して、もし生きているなら財布を返すのはいい考えかもしれないと思った」と言い添えた。

テキサス州の電話帳をインターネットで探したが、持ち主が見つからず、リュクホーファーさんは、検索をアメリカ全土に広げた。最終的に、名前と生年月日が(身分証明書にあった)兵士のものと一致する男性を発見した。

2人の男性は手紙のやりとりをして、リュクホーファーさんはその財布を包んでカリフォルニアへ送った。

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