印刷用に全て表示ローマ法王フランシスコは11月30日、最後に残ったイスラム教の地区である中央アフリカ共和国の首都バンギを訪れ、歴史的な訪問を果たした。2年間に渡るキリスト教徒とイスラム教徒間の暴力のために、100万人近くが祖国から逃れざるを得ない状況となっているこの国で、平和を訴えた。
この訪問は、ローマ法王による大胆な動きであり、ローマ法王は、ここを訪問してのメッセージ―恐怖よりも信仰―を届けるために、同市の最も危険な地域を練り歩いた。平和維持部隊が、ローマ法王の訪問中、大衆を高いところから見張っていた。