キリンの古代の親類は、太い足と、頭蓋骨からカール状に広がる巨大な角がある大きくて体重の重い動物だったと、1月13日にある研究が発表した。この生物は、「シバテリウム・ギガンテウム」と呼ばれ、現在のキリンよりも背が低く、首は今よりも太くて短かったと、英国王立協会の専門誌『バイオロジー・レターズ』に科学者らが書いている。研究チームは、1830年代にインドで発掘され、現在はロンドンの自然史博物館にある骨を用い、肩高約1.8メートル、体重約1.2トンのこの生き物を再現したコンピュータによる3Dモデルを作成した。この生き物は、500万年前〜1万2000年前頃に生息していた。