印刷用に全て表示日本のデベロッパーが2015年に市場に送り出したマンション数は、主に原料費と人件費の上昇が原因で価格が上がっているために需要が低下したことで、過去20年以上で最低となったと、2月22日にある調査会社が発表した。販売リストに入っているマンション数は昨年から6.1%低下して78089戸となり、2年連続での減少で1992年以来最低の水準となった。1992年は、1980年代後半に始まったバブル経済の衰退期に入っており、比較可能な数値は75173戸だった。一戸あたりの平均価格は7.2%上昇して4618万円で、1973年に不動産経済研究所が調査を始めて以来最高となった。