印刷用に全て表示リチャード・ブランソン氏のベンチャー企業ヴァージン・ギャラクティック社は2月19日、新しい商用宇宙船を公開した。カリフォルニア州モハベ砂漠での試験飛行中に死傷者が出た1号機の事故から約16カ月後のことだ。ヴァージン・スペース・シップ・ユニティと呼ばれるピカピカの宇宙船の公開は、宇宙への小旅行へ乗客を連れて行くことのできる乗り物を開発するライバルの億万長者の起業家たちとの競争へのブランソン氏の復帰を示した。「初めて見たとき、すぐに感動で喉が詰まり、目に涙が浮かんだ。完全に圧倒された瞬間だった」とブランソン氏は、モハベ宇宙港での式典中に語った。