科学者は長い間、鳥が小さな脳で賢さを示すことに困惑していた。しかし、新しい説明が「まぬけ(直訳:鳥の頭)」という用語を覆すかもしれない:鳥は他の動物よりも脳に高密度でニューロンが詰まっており、霊長類と同じくらいの認知能力をもたせていると、研究者が6月13日に発表した。米科学アカデミー紀要に掲載された研究によると、コンゴウインコの脳は、殻付きのクルミくらいの大きさで、マカクザルよりもずっと小さいが、このインコは、知能に極めて重要な部分である前頭部に、ずっと多くのニューロン、すなわち、脳神経細胞があるという。