母乳だけで6カ月育った子どもは、小学生になったときに問題行動が少ないことが6月21日に掲載された新しい研究でわかった。南アフリカで行われたこの調査は、1500人以上の子どもを調査し、どのくらいの期間母乳で育てられたかと、7〜11歳での行動障害の兆候との間に強い関連が示された。(WHOが推奨するように)母乳だけを生まれてから6カ月間与えられて育った子どもは、母乳を与えられたのが1カ月以下の子どもよりも、そのような行動障害を示す確率が56%低かったことが、医学誌『PLOS』に掲載された研究で明らかになった。