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2016年7月15日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
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Elephant hurt by land mine gets her 9th prosthetic leg (p. 3)

地雷で足先を失ったゾウに最新の義足

10年前にタイとミャンマーの国境沿いで地雷を踏んでしまったゾウのモシャは、6月27日に9回目の義肢手術を受けた。

モシャは、その事故が起こったとき、生後わずか7カ月で、すぐにタイ北部にある「フレンズ・オブ・ザ・アジアン・エレファント・ファウンデーション」が運営する病院に運び込まれた。2年後に、外科医のテルドチャイ・ジヴァカーテさんがモシャに新しい足と新しい生活を与えた。成長に合わせて、彼は新しく、長くて強い義足をモシャのために設計する。「モシャの歩き方はバランスが取れていなくて、背骨が曲がり始めていた」とテルドチャイさん(72)は、モシャが最新の義足を与えられたときに語った。「モシャは死んでいたかもしれない」。

モシャは、最初の義肢をつけてもらったときは、体重が600キロしかなかったが、今では2000キロを超えている。

「フレンズ・オブ・ザ・アジアン・エレファント・ファウンデーション」の病院は、1993年に設立され、世界初のゾウの病院だった。現在は17頭の患者がいる。

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