印刷用に全て表示7月26日に発表された新しい研究によると、インドは、劣悪な衛生環境が原因で発育不全の子どもが最も多いという。インドにおける発育不全の子どもの数は、ナイジェリア、パキスタン、中国、コンゴ共和国を合わせた数よりも多く、5歳以下では4800万人だった。発育不全は、子どもがその年齡の標準よりも成長が下回る栄養失調の一形態だ。生き延びたとしても、栄養が十分な同年代よりも身体的にも知能的にも弱く育ってしまう。ウォーターエイドは、インドでの発育不全のレベルが高いのはトイレの不足だと指摘している。なぜなら、屋外排せつの割合が高いことが、病気や感染症のまん延につながりうる汚染を引き起こすからだ。