貧しい地域に住むことは、心臓病のリスクの増加と関連があり、アメリカの新たな研究は、新鮮で健康的な食品が入手しにくいことが原因かもしれないと示唆している。「これまでの研究で、近隣の特徴と心疾患との関連がわかっていた」と、筆頭著者で、ミシガン州グランドラピッズにあるグランド・バレー州立大学のジェフリー・ウィング氏は語った。「健康的な食品を販売する店の密度が、調査を受けた人において、冠動脈でカルシウムの蓄積がゆっくりになることに一貫して関連のある唯一の要素だったことがわかったことは、ほかの地域特性では同様の関係性が見られなかった点で興味深かった」と同氏は述べた。