印刷用に全て表示フィリピンは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領が6月下旬に就任し、薬物との戦いを開始して以来、薬物に関連する殺害が、これまで考えられていたよりもはるかに多い約1,800件を記録していることが、警察のデータで分かった。
フィリピン国家警察のトップ、ロナルド・デラ・ロサ氏は8月22日、上院の委員会で、7月1日以降、712人の麻薬の密売人と使用者が警察の取り締まりで殺害されたと語った。
8月18日に、国連の人権に関する専門家2名が、フィリピン政府に対し、裁判なしの死刑と殺害を止めるように促した。