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2016年10月14日号掲載の記事(ST編集部訳) print 印刷用に全て表示
Science & Health

Man's best friend? It may be genetic (p. 6)

イヌと人の親密さ、遺伝子が関係か

(自分の)魅力的な性格にイヌが引きつけられていると思っているとしたら、考え直したほうがいい―9月29日に発表された研究によると、イヌを引きつける魅力は、遺伝子と関わっているかもしれないという。数百匹のイヌを対象とした実験と、詳細なゲノム解析で、イヌが人間と仲良くなることに明らかな関連がある一握りの遺伝子変異体を明らかにした。同じゲノムが人の社交性を統御する助けとなっており、神経系の問題に関与していることもわかった。「われわれの研究結果は、イヌと人間の間には社会的行動における共通の遺伝子的基礎があるかもしれないことを示している」と、上席執筆者でスウェーデンのリンショーピング大学のパース・イェンセン教授は語った。

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