世界最大規模のスマートフォンメーカー・サムスン1月23日、昨年主力商品「ギャラクシーノート7」で起こった発火の原因を電池の欠陥だとし、不名誉なリコールに幕引きを図った。サムスン電子は、交換端末も発火して大混乱となったリコールの後、アップル社のiPhoneと対抗するものとしてもともとは位置づけられていたこのスマートフォン(ギャラクシーノート7のこと)の製造打ち切りを余儀なくされた。この大失敗で、この韓国の企業(サムスンのこと)は数十億規模の損失を被り、評判に傷がついた。同社はこの困難な期間に、朴槿恵大統領が弾劾された汚職スキャンダルにも巻き込まれている。