印刷用に全て表示人類は果物のおかげで大型で強力な脳を発達させた可能性が高いと、研究者らが3月27日に発表した。果物を食べることは、植物の葉などの最も基本的な食料からの重要な進歩であり、より大型の脳を成長させるのに必要なエネルギーを提供したと、科学者らは主張している。『ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション』誌に掲載されたこの研究は、140種以上の霊長類の主食について検証しており、その食事は最近の進化の過程でそれほど変わっていないと仮定した。この研究によると、果物を食べる霊長類は、主に葉でお腹を満たしている霊長類よりも約25%大きな脳を持っているという。