スイスは5月21日、老朽化するスイスの原子力発電から再生可能エネルギーに電力源を段階的に置き換えることで、スイスのエネルギーシステムを大幅に見直すことを投票で支持した。国民投票後の最終集計では、スイスの有権者の58.2%がこの変更を支持した。この動きは、日本の福島にある原子力発電所が2011年3月の津波災害で破壊された直後に出され、スイス政府は段階的に国内の原子力発電所を閉鎖することを決めた。その代わりにスイスでは太陽光や風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーと水力発電への依存を高めることを目指している。