印刷用に全て表示気候変動のせいで、かつては温暖なアフリカの平原へ渡る前に短期間だけイスラエルに寄るだけだった5億羽の渡り鳥の一部が冬をイスラエルで越すようになっていると、イスラエルの専門家らが述べた。鳥たちは今では、砂漠に囲まれ、頻繁な干ばつで食糧が乏しいアフリカへ渡っていくよりも、アフリカより冷涼な地域に長くとどまるほうがよいと考えている。「過去数十年間で、イスラエルは単なる立ち寄り場所ではなくなってきている。もう砂漠を越えられない鳥の数と種類が増えているからだ」と、イスラエル北部のアガモン・フーラにある湿地公園の鳥類コーディネーターで鳥類学者のShay Agmonさんは述べた。