印刷用に全て表示世界の野生生物のための自然保護区の3分の1が、道路の建設や農場の増加といった人に由来する脅威にさらされており、こうした脅威が地球の生物多様性を守るという目標を弱体化させていると、科学者らが5月17日に発表した。
200近くの国々が2010年、動物や植物を汚染から守る計画の一環として、世界の土地の最低17%を2020年までに公園やその他の保護区に確保することに合意した。しかし、オーストラリアの研究者が主導し、『サイエンス』誌に掲載された論文によると、保護区の多くは不十分であるという。