週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
2年間の充電期間を終え、サンドラ・ブロック(40)がコメディー『デンジャラス・ビューティー2』を引っさげ、映画界に復帰した。1990年代半ばにラブコメの女王として君臨したブロックだからこそ、コメディーの難しさを痛感しているのだろう。コメディーに関して次のような見解を示した。
"Name a comedy that's not a romantic comedy that a woman has been in in the past 10 or 15 years. It's hard. It's really, really hard."
(この10年か15年を振り返って、女性が登場するコメディーでラブコメでないものを挙げてみて。できないでしょう? ほとんど思いつかないはずだわ)
"The hardest thing is the comedy. If it doesn't work, it's painfully obvious."
(コメディーが一番難しいのよ。失敗すると、失敗作だということがあからさまに分かるんだもの)
女優としてだけでなく、プロデューサーとしても活躍しているブロックだが——。
"I'm not in a panic to make money. I love that I get to produce and do things that don't earn you a dime but in the end you finish it and you go, "God, this is exciting."
(金もうけにあくせくしてはいないわ。制作側に回って、一銭にもならなくても、やり終えたときに「めっちゃくちゃ面白いわ!」って言えるようなことをするのが大好きよ)