週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
今年のカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞・最優秀脚本賞を受賞した『メルキアデス・エストラーダの3度目の埋葬』で、長編映画の初監督を務めたトミー・リー・ジョーンズ(59)。25日、東京国際映画祭の特別招待作品として作品が上映された後の記者会見で、「監督として、俳優の自分をどう見ているか、また俳優として、監督の自分をどう見ているか」と尋ねられ——。
"As an actor, I think I'm a pretty good director. As a director, I think I'm a pretty good actor. And as a producer I don't give either one of them what they don't need, and none of us wastes any time and money. We all get along fine. We're of a single mind."
(俳優としては自分は結構いい監督だと思うし、監督としても自分は結構いい俳優だと思うよ。プロデューサーとしての自分も、両者が必要としていないものは与えないし、その3人の誰一人、時間も金も無駄にしない。みんな仲良くやってるし、心は一つだ)