週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
1999年に子供を死産で失い、2001年にはその母親である恋人も交通事故で亡くした俳優キアヌ・リーブス(41)は先週、ようやく悲しみを乗り越えて人生の転機を迎えていると、パレード誌に語った。
"I think, after loss, life requires an act of reclaiming. You have to reject being overwhelmed. Life has to go on."
(喪失の後、人生には再生が必要なんだと思う。押しつぶされるのを拒まなくては。人生は続いていかなくてはならないんだ)
最近、リーブスは初めてのマイホームを購入した。幼いころは母親に連れられて各地を転々としていたというが——。
"I've had a vagabond life. There is a bit of the gypsy in me, and living that way seemed to make sense. I couldn't settle down. Then I turned 40. That birthday is hard, perhaps because you know you're grown-up."
(僕はこれまで放浪人生を送ってきた。僕にはジプシーっぽいところがいくらかあるので、そういう暮らしが性に合っている気がしてね。一ヵ所に落ち着けなかったんだ。そして40歳になった。40の誕生日はきついよ。自分が大人になったと思い知るからかな)