週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『ミリオンダラー・ベイビー』などで知られる米ベテラン俳優モーガン・フリーマン(70)は、テキサス州にある代替燃料会社の取締役メンバーを務めるなど、環境保護活動家の一面も持つ。ロイター通信とのインタビューで、環境問題について積極的に発言するのはなぜかと聞かれて——。
"Here's the thing, progress will happen with the human condition. We will keep innovating, keep growing, keep learning, but if we don't stop with the rush to profits and start thinking about the rush to salvation, we'll be in deep doo-doo."
(つまりこういうことさ。進歩は人間の境遇とともに起こる。われわれは革新を続け、成長を続け、学習を続けるけれど、利益への猛進をやめて救済に向けて急がなければ、とんでもなくまずいことになる)
また、ハリウッドの若い俳優が問題を起こしてニュースで報じられることが多いが、フリーマンの若いころと米映画界は変わったかという質問に対しては——。
"Hollywood's changed a lot, but young people have always gotten into trouble. That isn't anything new. It's just that now we've got all of these news shows that need something to talk about."
(ハリウッドはだいぶ変わったけど、いつだって若者は問題を起こすもので、それは特に新しくはないよ。ただ、今はネタを欲しがるニュース番組がたくさんあるってだけさ)