週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
19日はミャンマーで拘置中の民主化運動指導者、アウン・サン・スー・チーさんの64歳の誕生日。64にちなみ、各国の人権団体が連帯して「支援のため64語のメッセージを」とネット上で呼びかけ、それに応えて、動画、画像、携帯メールやツイッターなどで世界中から釈放要求のメッセージが寄せられた。米女優ジュリア・ロバーツ(41)をはじめとするセレブたちは、19年前にビルマの人々によって指導者に選ばれたアウン・サン・スーチーさんが、軍事政権によってずっと軟禁されていることに触れて、こう結んだ。
"We must not stand by as she is silenced again. Now is the time for the international community to speak with one voice: Free Aung San Suu Kyi."
(彼女が再び沈黙させられているのを、私たちが傍観しているわけにはいきません。今こそ国際社会が声をそろえて発言すべきです。「アウン・サン・スー・チーを解放せよ」と)
日本の著名人では、作家のいとうせいこう、ロック歌手のサンプラザ中野くんらがメッセージを寄せた。