週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
共和党の副大統領候補に指名されたアラスカのサラ・ペイリン知事は、演説の中で「私はホッケーママ(アイスホッケーの練習に行く子供を車で送迎するような普通の母親)よ」と言って聴衆に受けた。だが、民主党支持者の俳優マット・デイモン(37)は、同知事が大統領になることもあり得ると思うと恐ろしい、とAP通信のインタビューで語って——。
"It's like a really bad Disney movie, 'The Hockey Mom.' Oh, I'm just a hockey mom from Alaska, and she's the president. She's facing down Vladimir Putin and using the folksy stuff she learned at the hockey rink and it's absurd. It's totally absurd and I don't know why more people aren't talking about how absurd it is."
(まるで出来の悪いディズニー映画のようだ。タイトルは『ザ・ホッケーママ』。「私はただのアラスカのホッケーママよ」って言ってるうちに大統領になってしまう。ロシアのプーチン首相に敢然と立ち向かって、アイスホッケーのリンクで覚えた庶民的な手管をろうする。そんなの、ばかげているよ。とんでもなくばかげているのに、みんなこれがどんなにばかばかしいか話題にしないなんて、僕には理解できないね)