週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
3月23日に79歳で亡くなった女優エリザベス・テイラーさんは生前、映画『ジャイアンツ』('56)で共演した故ジェームズ・ディーンに関するある秘密を明かしていたことが明らかになった。テイラーさんにインタビューした米作家のケビン・セスムズさんによると、彼女はこう前置きをしてから語り始めたという。
"I loved Jimmy. I'm going to tell you something, but it's off the record until I die. OK?"
(私はジミー〔ディーンの愛称〕が大好きだったの。あることを話すけど、これは私が死ぬまで書かないで。いい?)
"When Jimmy was 11 and his mother passed away, he began to be molested by his minister. I think that haunted him the rest of his life. In fact, I know it did. We talked about it a lot. ... During 'Giant' we'd stay up nights and talk and talk, and that was one of the things he confessed to me."
(11歳でお母さんが亡くなったあと、ジミーは、牧師から性的虐待を受けるようになったの。彼はそのことで死ぬまで悩んだと思う。実際、悩んでいたのを知っているわ。二人でよくその話をしたの。『ジャイアンツ』の撮影中、私たちは夜遅くまで話し込んだわ。これはそのとき彼が告白した話の一つよ)