週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
米俳優ジョージ・クルーニー(49)は16日、イタリアのファッションブランドが無断で自分の名前を使用した詐欺事件で、ミラノの裁判所に出廷し、証言を行なった。傍聴席で大勢のファンが見守る中、証言台に立ったクルーニーは、自分と被告人の一人が一緒に映っている写真は偽造されたものだと語って——。
"This is the first time I've ever seen him. So I'd like to say hello, nice to meet you."
(彼に会うのは今回が初めてです。だから言わせてください。「こんにちは、はじめまして」と)
また、書類のサインも偽造されたものであり、被告は2種類のサインのコピーを使い回していたようだと語った。
"This is my signature, but I didn't sign it. My signature is very easy to get, as you can imagine, off the Internet, off eBay. ... You would think if you were going to forge my signature, you would borrow several different versions of it."
(このサインは私のものですが、私はこの文書にサインしていません。察しが付くと思いますが、私のサインはとても簡単に入手することができます。インターネットから、[ネットオークションサイトの]eBay から。どうせ偽造するなら、いろいろ違う種類のものを使うんじゃないかと思うところですがね)