週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『セックス・アンド・ザ・シティ』のミランダ役で知られる米女優シンシア・ニクソン(45)がニューヨーク・タイムズ紙に語った発言が、一部ゲイコミュニティーで問題になっている。その内容は、「自分は同性愛者になることを自ら選択した」というものだった。
"I understand that for many people it's not, but for me it's a choice, and you don't get to define my gayness for me."
(多くの人にとって、これは自分で選択してなるものでないことは理解しています。でも、私にとっては自分の選択であり、私自身の同性愛について、人から定義される覚えはありません)
"A certain section of our community is very concerned that it not be seen as a choice, becauseif it's a choice, then we could opt out. I say it doesn't matter if we flew here or we swam here, it matters that we are here and we are one group and let us stop trying to make a litmus test for who is considered gay and who is not."
(ゲイコミュニティーの一部では、同性愛が自己選択可能なものと思われてはいけないと、とても気を遣っています。自己選択が可能なら、同性愛者でない道を選ぶこともできるはずだから。でも、「同性愛者になるに至った経緯は関係ない」というのが私の主張です。重要なのは、私たちがここに属し、一つのグループであるということです。誰がゲイで誰が違うと見なされているかリトマス試験をするのはやめましょう)