週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『マリリン7日間の恋』(24日公開)でマリリン・モンローを演じた米女優ミシェル・ウィリアムズが初来日し、14日、東京・千代田区の帝国ホテルで会見した。モンローを演じるにあたり、外見面、演技面でそれぞれどう工夫したかと聞かれて —。
"They always went hand-in-hand for me. While I was working on the physicality, I was learning, just really learning. It wasn't so much about me, it was her. It was about watching, listening, reading, intuiting and really letting her take shape, instead of me shape her."
(外見も演技も常に連動していました。外見的な部分に取り組みながら、とにかく学びました。中心は私ではなく、彼女でした。彼女の映画を見、音声を聞き、本を読み、直感的に感じることで、私が彼女を形作るのではなく、彼女が自然に姿を現すよう仕向けたのです)
最も好きなモンロー作品は『お熱いのがお好き』だと言い、その理由は —。
"I think she's at her best and she's in a perfect movie. Each has different qualities that make them great, but the movie that I can watch again and again and again is Some Like It Hot."
(絶好調の彼女がぴったりの映画に出ていると思います。どの映画もそれぞれ素晴らしさがあるけど、私が何度でも見られるのは『お熱いのがお好き』)
帝国ホテルはモンローが1954年の来日時に滞在し会見した場所で、記者に「夜は何を着て寝るのか」と聞かれて「シャネルの5番よ」と答えた逸話が生まれた場所でもある。同じ質問をされたウィリアムズは —。
"That's a secret few people know."
(それはほとんど誰も知らない秘密よ)