週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
南部の独立を問う住民投票が行なわれているスーダンの情勢にもっと世界が注目するように働きかけるため、米俳優ジョージ・クルーニー(49)は、積極的に現地を訪問するなどしている。クルーニーは、ハリウッドスターたちが貧しい国や紛争地域の情勢にかかわることは大切だとAP通信に語って——。
"Our job is trying to keep this on the front burner of the news. I'm the son of a newsman. I understand how hard it is to keep stories on the front of news, and sometimes entertainment and news can be meshed together if you do it properly."
(これを最優先のニュースにすえることがわれわれの仕事です。僕はニュースキャスターの息子です。一つの話題をずっとトップニュースにしておくことがいかに難しいかを理解していますが、うまくやれば、エンターテインメントとニュースを絡め合わせることができることもあるのです)
"It's important as any other individual in the country or in the world to engage in life and in the world. You know, a celebrity is absolutely no different. I wasn't a celebrity my whole life. I was an individual citizen for most of it, an unemployed citizen for a lot of it. I don't forfeit that just because I've happened to get lucky in my career."
(国民の一人、世界の一人として人生や世界にかかわるのは大切です。有名人だってそれは全く同じことです。僕もずっと有名人だったわけじゃない。人生のほとんどは一市民でしたし、長い間、失業中の一市民でした。運良く成功したからといって、一市民であることを放棄するわけではありません)