週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
シアトル・マリナーズとの3年契約が決まり、大リーグでプレーする初の日本人捕手となった城島健司(29)。22日、福岡市で会見を行ない——。
"They were the first team to come to me and I could really feel their sincerity."
(一番最初にオファーがあったし、球団の誠意がものすごく伝わってきた)
"It might be a Japanese way of thinking, but to accept me and rate me so highly even though I am the first Japanese catcher ever, I felt grateful."
(日本人的な考え方かもしれないが、初めての日本人キャッチャーにもかかわらず、これだけ高い評価をしていただいたことで恩を受けた)
捕手は投手との細かいコミュニケーションが必須。シアトルで電話会見を行なったマリナーズのGM、ビル・バベジはその点について——。
"Yeah, there is a certain challenge coming over as a catcher because of the language issue."
(キャッチャーとして、言語は乗り越えなくてはいけない難問だろう)
だが、城島とシアトルで食事をした際に、彼は頑張って英語で話していた、と述べて——。
"That leads me to believe he is going to be fine."
(その彼を見て、私は問題ないと確信している)
マリナーズは城島の英語力アップのために、24時間対応の家庭教師を日本に派遣した。