週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
オランダのマリアンヌ・ティメル(31)は19日、スピードスケート女子1,000メートルで金メダルを獲得した。5日前に500メートルでフライングを犯して失格になっていたティメルは、スターターの審判に納得がいかず、その怒りをエネルギーに変えて1,000メートルに挑んだ。優勝会見で、500メートルのことを尋ねられると——。
"Watch it, I am still angry."
(注意した方がいいわよ。まだ怒ってるから)
"I was so eager, so ready to start, and then they told me I couldn't. So I had to take all the adrenaline back home with me. Then you lie there in your bed without having done a thing. And the 1,000 was still so far away."
(スタートにむけて気合も十分、準備も万端なときに、スタートするなと言われて、そのアドレナリンをすべて持ち帰るはめになった。そして、何も成し遂げないまま、ただベッドに横になって…。そのときは、1,000メートルはまだずっと先のことに思えたわ)