週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
1月27日、第76回アカデミー賞の各部門候補が発表された。ブラジルのスラム街の過酷な生活を描いた『シティ・オブ・ゴッド』は監督賞をはじめ4部門でノミネートされた。映画を作った張本人のフェルナンド・メイレレス監督(48)は驚きを隠せない。
"My first reaction was to ask whether the Academy had suddenly gone mad."
(まず、アメリカ映画芸術科学アカデミーが突然正気を失ったんじゃないかって尋ねたよ)
"A film in Portuguese nominated for best director? A film totally produced in Brazil nominated in a technical category like film editing or cinematography? What's going on here?"
(ポルトガル語の映画が監督賞だって? 一から百までブラジルで作られた映画が編集賞や撮影賞のような技術部門にノミネートされるって? どうなってんだい?)