週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『SAYURI』(10日日本公開)の監督と出演者が勢ぞろいし、11月28日、都内で記者会見が行なわれた。監督は『シカゴ』でアカデミー賞を受賞したロブ・マーシャル(45)。原作は1997年に出版された全米ベストセラー"Memoirs of a Geisha"だが、映画化についてマーシャルは——。
"It was wonderful and scary at the same time."
(素晴らしかったが、同時に恐ろしかった)
"I really wanted to honor the novel and honor this extraordinary profession. I think there is a misconception about what a geisha is across the world, certainly in the Western world. One of the joys of this movie was to clarify what a geisha is. This word geisha means artists for us."
(僕は、「原作の小説、および芸者という素晴らしい職業を称えたかった。世界中で、特に西洋では、芸者とは何なのかについて誤解があると思う。映画を作る上で、芸者がどんな存在であるかを明確にすることが、一つの喜びだった。「芸者」という言葉は「アーティスト」という意味なのだ)