週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
スティーブン・スピルバーグ監督(57)の新作『ミュンヘン』が23日、全米公開される。ミュンヘン五輪('72)で起きたパレスチナ人ゲリラによるイスラエル選手団襲撃事件が題材だ。監督はタイム誌とのインタビューで、2月に250台のビデオカメラをイスラエルとパレスチナの子供たちに買い与え、身近な生活を撮影してもらってドキュメンタリーを作る予定だと語った。
"That's the kind of thing that can be effective, I think, in simply making people understand that there aren't as many differences that divide Israelis and Palestinians. Not as human beings anyway."
(イスラエルとパレスチナの間には、少なくとも人間の間には大差がないことをすんなり皆に分かってもらう方法として、それが効果を上げると思う)