週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
17日、開幕したカンヌ国際映画祭。コンペ部門の20作から最高賞「パルムドール」を決める審査員の委員長を務めるのは香港のウォン・カーウァイ監督(48)。伊女優モニカ・ベルッチやヘレナ・ボナム=カーターら審査委員とともに会見したカーウァイは、審議に際し皆が2つの取り決めに賛成してくれた、と冗談を飛ばした。
"We can wear sunglasses and smoking is allowed."
(サングラス着用もタバコを吸うのもOK)
この2つはカーウァイのトレードマークだ。
ボナム=カーターは審査するのを楽しみにしていると語ったが、その理由は?
"Because you're in a position of power. As an actor you're in a position of begging."
(だって、強い立場になれるんですもの。俳優はお願いする立場だから)