週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
マイケル・ムーア監督(53)は、3月にキューバで撮影した際、必要な渡航許可を米政府から受けていなかったとして米財務省から調査されている。撮影したフィルムを当局に没収されるのを恐れた監督が採った策は——。
"We brought back 15 minutes of the movie and we're concerned about any possible confiscation efforts. We took measures a few weeks ago to place a master copy of this film in Canada so if they did take our negative we would have a duplicate negative of this film in Canada."
(映画の15分間分のフィルムを持ち帰りましたが、没収の可能性が心配でした。われわれは数週間前に対策を講じ、この映画のマスターテープをカナダに保管することにしました。そうしておけば、当局がわれわれのネガを取り上げても、取り上げられたのと同じものがカナダにあるということになりますからね)