週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『ムーラン・ルージュ』など、豪華なセット・デザインや華やかな映像で知られる豪映画監督のバズ・ラーマン(47)は26日、香港の国際アートフェアで、画家のビンセント・ファントーゾ氏と共同制作したマルチメディアのアート作品を発表した。記者会見で——。
"I am fascinated with how in classical art narrative is dealt with."
(古典芸術でどう物語が扱われているかということに興味を引かれています)
"The cathedrals of the 17th century were sort of the cineplexes of their time. The audience went into a darkened room. They contemplated a painting. And in that painting ... they had their own cinematic experience. They had their narrative experience."
(17世紀の大聖堂は今でいうシネコンのようなものでした。観客が暗い部屋に入って行き、絵画を観賞した。そして、その絵画を通じて彼ら自身の映画的な体験をした。物語を体験したのです)