週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
約30年前に13歳の米少女にわいせつ行為をしたとして捕まり、保釈中に逃亡した映画監督のロマン・ポランスキー(76)は、ここ9ヵ月間スイスの山荘で軟禁状態にあったが、ついに釈放され、自由の身になった。17日、ポランスキーは女優兼歌手の妻エマニュエル・セニが出演するジャズ・フェスティバルに現れたが、釈放後公共の場に姿を見せたのはこれが初めて。同日放映されたテレビインタビューで、軟禁中支えてくれたファンに感謝すると述べて——。
"I would also certainly thank my wife Emmanuelle (and) my children, without whom I would have never been able to hold onto my dignity and perseverance."
(それから、妻のエマニュエルと子どもたちにも、もちろん感謝します。彼らがいなければ私は自分の威厳も忍耐力も保つことができなかったでしょう)
"For the moment, I'm happy to be free and to be able to do the things I was kept from doing."
(今はとにかく、自由の身になってこれまでできなかったことができることがうれしい)