週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
オバマ米大統領が25日の一般教書演説で教育の重要性を説いた1週間後、米映画監督スパイク・リー(53)は米教育長官とともにアトランタにある母校、名門私立男子大学モアハウス大学を訪れた。在学生の9割が黒人である同校で、学生に教職を目指すよう呼び掛けるためだ。全米で300万人いる教師のうち、黒人男性は2パーセントにも及ばないという。リー監督は学生に向けて——。
"Everybody can't be a business major. We have to educate ourselves. We have to educate our young black men."
(皆がビジネスを専攻するわけにはいかない。私たちは自らを教育しなければいけない。若い黒人男性を教育しなければならないんだ)
また、オバマ大統領のこんなスピーチも会場でビデオ放映された。
"If you want to make a difference in the life of our nation, if you want to make a difference in the life of a child, become a teacher. Our country needs you."
(わが国の生活を少しでもよくしたいと思うなら、子どもの人生を少しでも良くしたいと思うなら、教師になりなさい。わが国はあなたを必要としています)