週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
『十二人の怒れる男』などの社会派映画で知られるシドニー・ルメット監督が9日、86歳で死去した。遺作となった『その土曜日、7時58分』に主演した米俳優フィリップ・シーモア・ホフマン(43)は、ルメットをこう追悼した。
"He was a true master who loved directing and working with actors like no other. He was and is valuable on so many levels the thought itself overwhelms. I adored him. God, we're going to miss him."
(彼は真の巨匠だった。映画を監督すること、そして俳優と仕事をすることをほかの誰よりも愛していた。本当にいろんな意味でかけがえのない人間だったし、今でもそうだ。考えるだけで胸が苦しくなる。僕は彼を敬愛していた。本当に寂しくなるよ)