週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
1999年に米コロンバイン高校で起きた銃乱射事件を扱ったドキュメンタリー『ボウリング・フォー・コロンバイン』でアカデミー賞を受賞したマイケル・ムーア監督(58)は8日、米国映画批評会議賞授賞式の会場で報道陣にこう語った。
"I never thought I would have to, a decade later, stand here and say that that film of mine did no good. That to me is personally heartbreaking."
(10年後、自分がここに立って、「自分の撮ったあの映画は何の役にも立たなかった」と言うことになるとは思いもしなかった。そんな状況は、個人的にとてもつらいことだよ)