週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
2月5日、米ミシガン州デトロイトでスーパーボウルが開催される。デトロイトと言えばソウル音楽のモータウン・レーベルを生んだ地だが、NFLはスーパーボウルの目玉の一つであるハーフタイムのショーに、ローリングストーンズの出演を決めた。だが、国歌斉唱をするソウルの女王アレサ・フランクリン(64)はこれを聞いて黙ってはいなかった。31日のAP通信のインタビューで——。
"I didn't think there was enough (Detroit representation) by any means. And it was my feeling: How dare you come to Detroit, a city of legends —— musical legends plural —— and not ask one or two of them to participate."
(とにかくデトロイト勢が不足なのよ。「デトロイトに来ておきながら、この町の伝説的な存在に出演を依頼しないなんてどういうこと?音楽界の伝説が複数いるのに!」って思ったわ)
"That's not the way it should be. Of course, they made that correction with no sweat."
(そんなの、間違っているわよ。もちろん、主催者側はすぐにその間違いを正したわ)
フランクリンほか多くの地元市民から抗議を受けたNFLは、その後、モータウンのビッグネームであるスティービー・ワンダーや若手R&Bノインディア・アリーらの出演を発表した。