週刊STに過去に掲載された「Newsmakers」です。著名人の発言に日本語訳を付けて紹介しています。
2006年に14歳でアルバムデビューしたクラシック界の天才少年作曲家、ジェイ・グリーンバーグ(15)が作曲したバイオリンコンチェルトの演奏会が10月28日、カーネギーホールで行なわれた。グリーンバーグはこれまで100曲以上作っているが、バイオリンの曲は初めて。バイオリニストのジョシュア・ベルを迎えた演奏会のプログラムに、グリーンバーグはこうコメントを寄せた。
"At one point in my life, I resolved that I would never write a violin concerto. ... I no longer recall why exactly I made this resolution; perhaps it was sour grapes, as all of my attempts at violin writing up to that point had been failures."
(人生のある時期に、バイオリンコンチェルトは作らないと決めました。今ではその理由をはっきり思い出せませんが、もしかしたら負け惜しみだったのかもしれません。それまでバイオリンの曲を書こうとするとすべて失敗に終わっていましたから)